応援したい選手

はじめに

私はJTサンダーズ広島の小野寺太志選手を応援させていただいています。

昨年お友達が素敵な記事を書いていたアドベントカレンダーに推し語りでも良いと聞きまして

撮らせていただいた写真や想いは日頃からSNSに残してきたので

私なりに応援してきた時間のまとめのような公開ファンレターのような感じで参加させていただきます。

何がきっかけでどうはまるのか人それぞれだと思うので

私が男子バレーボールに出逢ってから小野寺選手を応援するようになって今までの話。

本人の気持ちはわかりませんので私が見て思う小野寺選手です。

文章書くのは得意ではないので長くまとまりがないかと思いますが読んでいただけると嬉しいです。

 

 

小野寺選手の名前とチーム名はその当時の呼び方で書かせていただきます。

 

 

昔の私はスポーツを見ることが好きではありませんでした

理由は簡単。自分が運動が得意でないから楽しさがわからなかったから。

ふと見てみようと思ったオリンピックでスポーツ観戦に行きたいと思う競技に出会い

その競技を観戦する中でオリンピックを目指す選手を応援するようになりました。

その選手のオリンピック一年前の引退。

たくさん悩み抜いたであろう決断をファンとしては最後まで応援するしかないので悔いなく応援できたとは思います。

会場に行ってもその選手がいない寂しさは簡単には埋められなかった。

そんな時たまたま目に入ったのが2015年バレーボールW杯広島大会。

初めて会場で観る男子バレーは迫力があって楽しそうでルールわからなくても楽しかった。

選手の楽しそうな姿にバレーボールがどんなに楽しいのか知りたくて少しだけ見てみようと思った男子バレー。

引退はもう耐えられないから一番好きな選手はいらない。

観戦するのも2年くらいでいいかな。

そう思ってた私が今も男子バレーを応援している理由。

応援したい選手がいること。

一番になった日のこと。

応援し続けたいと思うこと。

 


小野寺選手の名前を知ったのはOQT

当時応援していた選手がメンバーだったので広島から2往復。

小野寺くんは登録だけでしたがW杯で活躍していた選手の同期なことと太志の名前かっこいいなと思ってゆるっと記憶していました。

初めてプレーを見たのがWL。

ピンチサーバーでシニアデビュー。

その後のインタビューでミドルなのでミドルで出たいといっていた言葉にはっきり想いを言う子だなと。

この時はミドルブロッカーに全く興味がなかったのですが少しだけ興味が湧きました。

小野寺くんが在学していた東海大学が猫田記念体育館に来ると知ってJTサンダーズ(現:JTサンダーズ広島 以下:JT)の練習見学へ行きました。

全然誰かわからなかった大学生の中に気になる選手を何人か見つけて東海大学が気になるチームになりました。

ミドルの動きがまだよくわかっていなかったので小野寺くんの動き見てたんです。

すごく考えながら練習する姿が今でも記憶に残っています。

丁寧なバレーをする印象を持ったこの子がどんなバレーをするのか見てみたくなった。

あと2mってちょっとおもしろかったんですよね。

私にはわからない世界だなって。

その後大学リーグの情報や動画も見るようになってそこでみた小野寺くんのブロックがかっこよくて小野寺くんを試合で見た時に初めてミドルかっこいいって思いました。

 

 

 

2016年全日本インカレ決勝

W杯以来観る機会がなかった選手が再び海外に行くというので軽率に見に行ってみようと思った全日本インカレで準決勝から気づいたら東海大学を応援していました。

当時のメンバー今でも大好きです。

一本を繋ぐ気持ちの強さが熱く伝わって最初静かにみていたのに声が出ていたくらい熱くなれた。

このチーム好きだなって実感しながらの応援は楽しかった。

だから悔しかった。

号泣してる三年生の姿にもらい泣き。

今でもあの瞬間あの時の気持ちは忘れません。

選手がどんな気持ちだったのかは私にはわかりません。

その時の小野寺くんの姿見ながら想ってた。

なんて素直に泣けるんだって。

この子がどんな風に強くなっていくのか私はみたい。

次は笑顔がみたい。

まだ気づいてなかったけどこの時すでに心に決まっていた。

 


私は小野寺選手を応援したい!!

 


4年前の12月3日

1番応援したい選手になった日です。

 


自分のカメラで撮りたい選手

それからしばらくして行った初めての大学リーグ。

なんで私カメラ持ってないんだろう。

Vリーグの試合は観に行ってたけどカメラ買ってまで撮りたいって思う選手はいなかった。

小野寺くんは撮りたいって思った。

初めて自分のカメラで撮った東日本インカレ。

写真は下手だけど嬉しかった。

自分のカメラで残す記録と記憶。

初めて声かけさせてもらった時の笑顔も忘れません。

OHとして挑んだグラチャン

馴れないポジションで頑張る姿たくさん見れた。

ずっとカメラ向けてたから見えたもの最後の顔も忘れない。

大学最後の秋季リーグ。

私が応援に行くと勝ち試合が見れなくて申し訳ない気持ち。

それでもどの試合も行ってよかったと思う。

全日本インカレ。

思っていた結末と違う1年前と同じカード。

1年前と違う4年生の姿がそこにあってこのチーム大好きだってまた思った。

キャプテンとして過ごした1年は苦しかったのかな。

最後笑顔は見られなかったけど小野寺キャプテンかっこよかったです。

私が大学生の小野寺くんを応援できた試合はほんの少しだけ。

今でももっとたくさんみたかったなって思います。

それでもできる範囲で応援できたことは大切な思い出です。

カメラ買ってよかった。

東海大学バレーボール部に出会えてよかった。

 

 


JTサンダーズ入団

内定を知った時はただ嬉しくて嬉しくてたくさん応援に行きました。

スタメンで活躍して喜んだり悔しがったりしながら少しずつ変わっていく太志くんを応援できて楽しかった。

内定の時のファイナル3でみた涙が最後かもしれない。

チームに刺激を与えてくれてチームの為に必死で戦ってくれた姿に小野寺選手のファンになれてよかったなって心から思いました。

もうひとつ

JTに来てくれてありがとう

 

 

 

代表としての時間

メンバーに選ばれなかった2018年VNL

優勝に届かなかったアジア大会

追加招集された世界バレー

この時の経験は大きかったのではないかなと思います。

代表で活躍する姿が見たいと言う私の言葉をずっと聞いてくれていた。

どんな気持ちだったのかわかりません。

1度もマイナスは言わないでいてくれたから信じて応援できた。

その姿に自分が見たいんだから自分で行けばいい。

たくさん悩んで選択し行動に移した私にも大きな時間でした。

1度も後悔はありません。

その後JTに戻ってきてから目に見えて変わったと思います。

バレーへの向き合い方、時間の使い方、

太志くんが一気に駆け上がる時間はここからかなって思います。

 

 


天皇杯優勝とVリーグ準優勝

JTを応援していく中でひとつ夢にしていた天皇杯優勝

やっと叶ったあの時の嬉しかった気持ちは忘れません。

ずっと信じて応援できたシーズンにファイナルの舞台で応援できたこと

感謝の想いでいっぱいでした。

いつだったかは忘れましたがふとベンチ裏から太志くんの背中を見ていた時に私の尊敬する人の背中に似てるなと思ったんです。

簡単じゃない道も乗り越えて逞しくなるだろうと思えた背中。

ついていきたくなる背中。

思った通りでした。

応援してきてよかった。

ファイナル決勝後に背中見つめながら改めて思ってました。

 


たくさん応援させてくれてありがとう

 


その後は語らなくても駆け上がっていきましたね。

太志くんはチャンスはたくさんあるのにアピールが上手くできなかったんだろうと思っていました。

自分でしっかり積み上げて掴んできた時間も応援できてよかったなと思います。

 


応援し続けたい理由

・応援できて楽しい

原動力は楽しさです。

悩んだり泣いたりもたくさんしましたが最後楽しいと思う気持ちは大事だなと思います。

・次は笑顔がみたい

太志くんを応援してきた中で忘れられない瞬間がたくさんあってそのひとつひとつがまた見たいって思わせてくれます。

最初に思ったこの気持ちが迷った時に道になりました。

笑顔が魅力的な選手です。

笑顔ひとつとっても色んな顔が見えるので私が見たい瞬間を追い求めたいです。

・太志くんのバレーが好き

バレーに関しては体育の授業程度にしか知識がないのでこの人のバレーが好きって思える直感は大事にしています。

太志くんの丁寧さと向き合い方はずっと変わらず大好きなバレーです。

 


ここまでの時間に色々な顔を見てきました。

苦しいことの方が多かったかなと思います。

その都度考えて乗り越えて強く逞しくなっていく姿に

私が最初にみた悔しくて泣いてた小野寺くんはいなくなった。

すごく強くなったと思います。

バレーボールはチームスポーツなので

弱さを隠さず認められること

1人でできないことは周りに頼ること

助け合い努力し続けること

私が思う強さは気持ちの強さです。

そして太志くんの周りには支えてくれる優しさがたくさんあると思います。

支えられる力もある選手だと思います。

太志くんが積み上げてきた自信

たくさんある強みをこれからも発揮し続けてまだまだ強くなっていくんだと思います。

 

 

太志くんは私の夢をひとつずつ叶えてくれました。

いつももらってばかりで感謝の想いしかないのですが

私がまだみてない世界があります。

もう一つ叶えてほしい夢。

その場所へ連れてってくれる選手だと思っています。

どこまで応援できるのか正直わかりません。

太志くんが応援したい選手である限り私は応援し続けたいと思います。

 

 

 

想いをつなぐスポーツ

バレーボールはボールだけでなく人と人を繋ぐスポーツだと思います。

たくさんの人に支えられて今応援できているのもバレーボールでの繋がりのおかげです。

私の言葉だと伝わらないかもしれませんがバレーの応援楽しいです。

今の現状だと簡単には難しいですが気軽に移動ができるようになったらぜひ会場へ足を運んでみてください。

その場でしか感じられない魅力もたくさんあるのでおすすめします。

 


最後に

私はファンとしてして自分がいいファンなのかわかりません。

気をつけているつもりでもつもりでしかない。

応援とは何か応援し続ける限り答えは見つからないと思うので悩み続けます。

ただ選手のファンである限りいつか訪れる引退。

その後は繋がりはなくなってしまうので想像しただけで寂しいなと思いますが

ふとした瞬間にいい意味で笑って思い出してもらえるようなファンになれていたらいいなって思います。

応援してきた時間はなくならないのでその記憶も大事に

今はまだ先のことを考えるより目の前だけ見て全力で応援していきます。

応援したいと思える選手に出逢えたことに感謝です。

 


最後まで読んでいただきありがとうございました。